「…………ふぅ」
俺は軽く息を吐いた。
いや、もしかしたら息はかなり荒げていたかもしれない。
それだけの事をしていたのだ、たった今まで。
俺の前には昨日と同じ様に服をはだけさせ、熱い息を吐いている少女が地面に座り込んでいた。
なにもかもが昨日と同じ状況だった。
……いや、同じようで全然違う。
昨日と決定的に違う事……。
少女が白濁とした男の体液で汚されている事。
そしてその体液の主が…………俺だという事。
「…………も、もぅ許して……」
涙目で許しを乞う少女。
俺はそんな少女の顎をくいと持ち上げるとその小さな口に衰えを知らぬ肉棒を突き立てた。
 

…………そう、本当はただ覗くだけのつもりだったんだ。
昨日よりも早目の時間に来た俺は少女と男が来るのを隠れて待っていた。
ほどなく少女はやってきた。
が、男が来ない…………遅れているのだろうか。
ただ待つのも疲れた俺は退屈しのぎに少女を観察する事にした。
男の言いつけ通り、少女は下着を着けていなかった。
薄手の服の下、既に興奮しているせいだろうか固くなりはじめている乳首の形が見て取れた。
心なしか脚もモジモジさせている。いつも着用している物が無いせいだろう。
既に半泣き状態の少女を見ているうちに、俺の足は少女の前へと歩み出ていた。
  
驚く少女が声をあげるよりも早くその口を抑えつけ、耳元で囁く。
(騒ぐと酷い目にあわすぞ)
それだけで少女は震える口を必死に噤んだ。
…………あとは簡単だった。
  
そして今、少女は…………
「おい、名前は?」
「…………か…づき…………香月」
そして今、少女……香月は俺の目の前にその痴態を晒している。
昨日の男が来るんじゃないかとも思っていたが、何故か男はあらわれなかった。
だが、別にそんな事はどうでもよかった。
白く汚された香月を見下ろしながら、俺は暫しの間続くだろう快楽の日々を夢見ていた。
 

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